肺癌の病理診断

 肺癌と言ってもいろいろなタイプ(組織型)があります。別ページ「肺癌について」に書いたように、小細胞癌と非小細胞癌は治療方針を決める上で一番初めに区別しなければいけないタイプですが、非小細胞癌の中にもいろいろな異なるタイプがあり、手術後の予後や術後補助療法、再発時の使用薬剤が異なります。また、リンパ節転移の有無など術後補助療法の適応に関わる重要な因子があります。そのため、特に手術後の病理診断の情報は今後の方針を決めるにあたって必須となります。

腺癌(せんがん)

Adenocarcinoma

扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)

Squamous cell carcinoma


リンパ節転移

肺癌の進展に関する所見